授業風景
2025. 01.28
福祉施設へ校外学習に行きました!
総合学科福祉系列3年生です。
このたび浜田市金城町にある社会福祉法人 いわみ福祉会「桑の木園」「かなぎライディングパーク」「トルティーノ」へ校外学習に伺いました。
いわみ福祉会は浜田市・江津市を中心に障がい児者・高齢者を対象としたさまざまな福祉事業を行い、一昨年創立50周年を迎えられた歴史ある社会福祉法人です。
室﨑理事長からのお話、神楽面への絵付け体験、職員さんとの意見交換会、ホースセラピー体験、事業所見学と、たくさんの貴重な体験をさせていただきました。高校で福祉について学び、卒業後は介護士や看護師、PTやOTといったリハビリ職などを志している生徒たちにとって非常に有意義な1日となりました。
以下、生徒達の感想です(一部抜粋)
・「福祉は一人ひとりの生きるを支える」という言葉がとても印象に残りました。福祉の基本を思い出させてくれるいい機会となりました。私もまず目標を立て、将来なりたい自分になれるように勉強に励んでいきたいと思います。
・お話の中で「法は後からついてくる」とおっしゃられていて、国や県より先に知的障がいの方のために先駆者となって行動を起こしたり進めたりされた理事長さんはかっこいいと思いました。
・以前の障がい者施設は、周囲から見られないように人が来ないような場所にあったということに驚きました。今では障がいのある方もない方も同じように暮らすことが当たり前になっているけど、そのような社会をつくるために親の会の人たちと協力して、募金活動や地域の人や行政などに声を上げる活動をしてこられたことにすごいと思った。
・比較的若い利用者の方が多いこと、施設を出て働くことを目標に支援を行うなど、自分の想像とは逆のことが多く改めて学びになりました。神楽は万博に出演してパフォーマンスを行うなど世界的に活躍されていて、私も挑戦する側になりたいと思いました。
・意見交換会で実際に働かれている方のお話を伺ったり、質問したりすることができ、有意義な時間になりました。私も将来働いた時に障がいをもつ方と関わる機会があると思うので、気を遣いすぎないことや気になったことは先輩に聞くなどのことを意識したいです。
・馬とのふれあいを通じてなかなか発言のない子どもの発言の機会を作れることがわかりました。また、子どもだけでなく刑務所の人が馬の世話をする中で信頼関係を築く困難さを知り、それが社会復帰の役立っていることを知り驚きました。
・「トルティーノ」というお菓子工房を見学させてもらいました。細やかな作業を黙々とされていて素晴らしいなと思いました。利用者の方も職員の方と一緒にも働くことで安心するし、目標を一緒に達成することで喜びも増えるんだろうなと感じました。また「こんにちは」などと話しかけると、作業中にも関わらずあいさつを返してくださり嬉しかったです。